AI=機械学習とは何か(Ⅲ)
著者: 田口 善弘自動運転がもたらすもの 前々回は今AIという名前で盛んに喧伝されているものは実は機械学習というAI研究のごく一分野に過ぎない研究の成果であること、また、その機械学習は学習はしていても考えているとは言えないこ…
自動運転がもたらすもの 前々回は今AIという名前で盛んに喧伝されているものは実は機械学習というAI研究のごく一分野に過ぎない研究の成果であること、また、その機械学習は学習はしていても考えているとは言えないこ…
100個の数字が意味するもの 前回は将棋ソフトボナンザの分析や簡単な例題を通して、いま盛んに喧伝されている「AI」が、実は機械学習というAIの研究分野の中ではごく一分野のものにすぎず、AI研究から見るとむし…
AIとは機械学習のことである 最近、マスコミなどでAIという言葉を聞くことが増えている。いわく、シンギュラリティなるものが近々起きて、人類の知能はAIに追い抜かれてしまう、とか、今ある職業の大部分はAIに置…
SFの世界がまた近づいている みなさんは量子コンピュータというものをご存知でしょうか。 この記事で初めて知ったという方もいらっしゃるでしょう。あるいは、SF作品などで耳にしたことがある人もいるかもしれません…
20世紀までの天文学 宇宙を研究する施設と聞いたとき、多くの人が山奥の巨大ドームの中の望遠鏡を思い浮かべるかもしれません。もちろん、望遠鏡は現代でも主要な宇宙の研究手段ですが、実はサーバールームの中の巨大な…
<連載第4回> ‟研究” を読み解こう 前回は “ものがたりといっても様々な種類があるように、ものがたりの医学にも様々なサイズや世界観の堅牢度がある” という話をしました。では次に、これら “…
画像認識の発展 画像認識技術は幅広い分野で既に実用化されており、我々の生活の中で多く活用されている。例えば、画像認識分野の一つの柱である文字認識では、1960年代に郵便番号自動読み取り区分機が実用化され、手…
<連載第3回> 無数の”ものがたり” 私は本稿を“いわゆる伝統医学はすなわち「ものがたりの医学」である”というスタンスから、それを「証拠の医学」たる現代西洋医学と対比させる形で書いています。 ところで、世の…
コグニティブ・コンピューティングとデータサイエンス授業とのいい関係 文系大学の理数系教育への思い 成城大学は、文科系大学の中では早期にデータサイエンス科目群の授業を開始し、今年(2018年)で…
ヒトをヒトたらしめる秘密 道具の使用や言語、意識や思考に代表されるような、ヒトをヒトたらしめる特徴は我々の脳の産物である[1]。 そのようないわゆる高次脳機能を生み出す脳の情報処理原理は未だ完全には解明され…