<連載第13回> どの立場から何を選ぶか これまで12回にわたって、いわゆる西洋医学ではない医学・医療を「ものがたりの医学」と名付け、それについて述べてきました。誠実に、そしてなるべく言葉の言…
ものがたりの医学 ~まとめ ――「ものがたりの医学」とどう向き合うか~

<連載第13回> どの立場から何を選ぶか これまで12回にわたって、いわゆる西洋医学ではない医学・医療を「ものがたりの医学」と名付け、それについて述べてきました。誠実に、そしてなるべく言葉の言…
<連載第12回> 身体そのものは変わらない 前回は「気の不調」というものがたりについて述べ、また、それに対して用いる漢方処方が持ちうる物質的なバックグラウンドについても少し触れました。 ものがたりは「現象を…
<連載第11回> 気の病 疾患像が曖昧になりやすい治療領域のひとつとして、前回は婦人科領域を取り上げました。婦人科というのは器質的な身体の変調がベースにあることを前提とできる領域です。 そもそも月経のある女…
<連載第10回> 漢方が「得意」な領域 前回は漢方における急性発熱性疾患の捉え方とその治療方法について取り上げました。 とはいえ、現代日本において「漢方を使うのがよい」とされるのは、おそらくご存知のとおり、…