<連載第9回> 漢方=「じりじり」? 一度メインストリームから外れた歴史を持つ漢方は、その間にあれこれと誤解を背負い込んでしまいました。中でもよく出くわすのは「漢方はゆっくりと体質改善をするも…
2019年3月
ものがたりの医学 ~気・血・水の概念と人体~
<連載第8回> 定義できない「気・血・水」 漢方という「ものがたり」の中では、何をもって人間の生命活動の源としているか――これも色々な人が色々なことを言うのですが、最近は一般生活の中にもちょく…
ものがたりの医学 ~「証(しょう)」と遺伝子とテーラーメイド医療 ~
<連載第7回> 「証(しょう)」の概念 漢方を最も強く特徴づけるのは何か――。 様々な意見がありますが、「証拠の医学」がベースとなる現代社会において「ものがたりの医学」である漢方を「安全性・有…
ものがたりの医学 ~漢方の来歴、そして様々な東洋医学とその関連性~
<連載第6回> ここまで、「ものがたりの医学」とは何かということ、それを「西洋医学とは異なるもの」とまとめるにしても種々様々なものがあること、また、それらを利用するにあたって「それぞれにより適した(つまり、…
ロボットが「倫理」を実装するとき
ロボットの「倫理」とは? 人の手を離れて自律的に動作するロボットが我々の社会の中でさまざまな役割を担うようになったなら、そうしたロボットにも「倫理」が実装されるべきだとする考えは、アイザック・アシモフのロボ…